そして誓いの言葉を絆に
「涼?」

何かあったのかと思って、思わず心配になりそう声を掛けると、涼が頭を傾け私の右耳に顔を近付けた。



2人だけなのに、ナイショ話?

不思議に思いながらも、聞き耳を立てようとしたら。



チュッ

「メリークリスマス、美雪」



うわぁぁぁ!!!



思わず体が硬直する。

耳たぶにキスをされ、そのまま耳元で甘く囁かれた。

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