世界で一番大好きな人
優伽はためらう事なく話はじめた。

「俺さ、親のケンカとかさプレッシャーとか、束縛とか・・・・・大嫌いだったんだよね。

でも、母さんが悲しむの見たくなくて
必死に働く母さんの手伝いをしたんだ。

けど、
ある日、俺の友達が
殺人しちゃってよ。
怖いからお前が殺しをしたことにしてくれって言われたんだ。
・・・正直、迷ったよ。母さんが悲しむだろうし、俺まだ14だしさ。苦しんだ。
でもソイツ泣きだしちゃって・・・
仕方なく俺がやったことにしたんだ。」
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