女王様とお調子者 **恋の花が咲いた頃**

バシッ!


「いってー…。やるね梨優ちゃん?」

『名前で呼ぶな変態!!退いてよ!!』


上には乗っかられたままだけど、手が自由になったあたしは頬を叩いて逃げようと上半身を起こす。

トサッ


『え…』


お越しかけた身体がまた床に押し戻された…。


「強気なのも良いけど…あんまり男舐めると痛い目みるよ?」


『えっ!ちょっと何処触って…!』


「ちょっと黙ってて…すぐ終わるからさ」


そう言ってニヤッと笑ってから太ももから徐々に侵入してくる手。


『嫌―――!!』



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