女王様とお調子者
**恋の花が咲いた頃**
『べ…別に…』
プイッと横を向いて言う。
「な~に~?俺がイケメンで見とれちゃった?」
『はっ!?バカじゃないの!?っていうか離れなさいよ!!』
「え~…わっ!梨優グーは反則でしょ!?」
あたしの攻撃をかわした佐伯。
『あんたがさっさと離れないからよ!』
さっきドキッとしたの絶対気のせい!!
その後、朝練を終えて教室に入って来た鈴木に傷の事を聞かれ、また名誉の~と自慢してた佐伯。
ただのエロ負傷の癖に!!