女王様とお調子者 **恋の花が咲いた頃**

「りっちゃん、本当に大丈夫!?」

『大丈夫よ』


心配そうな向日葵に言う。


「良かった~…。急に後ろから大きい音がしたと思ったら、りっちゃん倒れてるんだもん!びっくりしたよ~…」


『ごめん、ごめん』

やっぱり教室大騒ぎだったのか~…。


ん?っていうかあたしどうやって保険室来たんだろ?


『…あれ?』


何気なくベッドの横を見たら学ラン。

何で?



< 159 / 186 >

この作品をシェア

pagetop