女王様とお調子者 **恋の花が咲いた頃**

「ちょっと待てよ!!」


無理~~!!

これじゃ焼きもち妬いてます!って言ってるようなもんだったんじゃん!

あり得ない~///


全力で走って逃げる。


「梨優!」


だけど佐伯の足の方が断然速くて、すぐに追い付かれて腕を掴まれた。


『ハァハァ…何で追い掛けてくるのよっ』

「梨優が逃げるからだろ。ちょっと来て!!」

『はっ!?ちょっと…』


腕をそのまま引っ張られる。

ちょっと!何処に連れてく気なのよ~~!!


< 169 / 186 >

この作品をシェア

pagetop