女王様とお調子者 **恋の花が咲いた頃**

「なんで?付き合ってる男でも居るわけ?」

『そういう訳じゃないですけど…』

軽そうだし…。

「じゃあ良いじゃん。付き合ってよ」


そう言って近づいて来る


『いや…本当無理なんで』


先輩を遮るようにそう言って先輩の横を通りすぎようとする。

――ガシッ


「冷たいな~。待ってよ」

そう言って肩を掴まれた。


< 36 / 186 >

この作品をシェア

pagetop