王子はあまーい俺様王子!?
「俺はやりたくてやってんじゃないんだよ(怒)俺ん家が財閥ってしってんだろ!?」




「知ってますよ。皆さんが入学式でず~っといってたんで…それと何が関係あるんですか?」





「だから…表面上、いい面しといたほうが会社の為になんだろうがっ!」






「そういうことねっ♪だから、嫌々猫かぶってんだ。でも、なんであたしには本性みせたの?」







「それは、お前だけは俺に興味なさそうだったから。」




「なにそれっ!ていうか、あたしの名前知ってんの?」







「知ってるよ。愛澤 緑だろ?だって、庶民で推薦なのお前だけだし!」






「っ!!まぢで?ていうか、あたしクラスどこ?」








「まさか、知らないの?」







「うん…」








「あのな~。教えてもいいけど条件つきな」





彼は意地悪そうに、ニヤリと笑う。


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