【短編】理想の兄弟!?
待合室の向こうの方に何かを見つけたのか、未知の領域へ足を踏み入れてみたかったのかわかりませんが、カーペットの上をハイハイで高速走行し始めました。

お母さんが、「○○君!」と声をかけますが、もちろん聞いちゃあいませんw


で、待合室の端と廊下がオープンになっている造りなのですが


おふくろの静止の声などもろともせず高速ハイハイで、コーナーを曲がって廊下の方へ出て姿が見えなくなってしまいました。


なのでしょうがなくお母さんが次男君を連れ戻しに行こうとしたその瞬間


いちはやく長男君がタラちゃんばりにタッタカターと駆け出していきました。


お母さんは長男君が行ってくれたので安心してソファに座りなおします。


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