黒いスーツの王子様
「‥話しって(汗)?」


なんですか??




「お客様。お洋服を汚してしまって申し訳ございません‥

こちらでお詫び申し上げたいのですが・・・」



丁寧な話し方。


いつもの祐輔さんじゃない‥






「ホントに大丈夫ですっ!
あたしは‥そんなっ……」


「「‥いいから来いつってんのが聞こえねェのかよ。」」




ヒッ(|||)


周りに聞こえないくらいの
小さい声で言った

祐輔さんのその言葉…。





あたしの体は凍り付き‥

何も言い返せなく
なってしまった…(|||)





「‥では。事務所の方まで、来て頂いてよろしいですか?」


.
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