黒いスーツの王子様
あんなヤツのところに‥

帰らなくてもいいんだよ?



あたしは携帯の通話ボタンをそっと消して、

真由の元へ戻った。


安心したからか、
お酒がどんどん進み‥

真由との久々の再会を、
改めて楽しんだ………。



なにも考えたくなかった‥


今は楽しく

ただ真由と居たかった。











………………
…………
……




「あ゙〜〜〜〜飲んだ飲んだ♪」

「お水ほし〜!」



あれから更に数時間経ち、
居酒屋を後にしたあたしと真由。

二人で肩を組みながら
電車の切符を買い、

ホームまで歩く。

.
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