黒いスーツの王子様
あ…

これ中央線だ。




じゃあ‥

新宿に行ける・・








また頭に浮かぶ

祐輔さんの顔……




祐輔さん

お店にいるよね?


直接お店行こう。





もう‥


顔とか体とか

あちこち痛くて・・・


電話する気力ないゃ…




しかもココ電車だし‥‥








あたしは顔を隠しながら、

横にある手摺りに寄り掛かる。



そして

じっと時間が経つのを待った…






新宿に・・


祐輔さんに・・・




早く会いたい。










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