黒いスーツの王子様

「アハハ‥」


やっぱり・・

真由と話してると、
気持ちが軽くなる…。


淳のことなんて、

ホントどうでもいい‥



さすが親友だネ♪






「あのぉ。お話は済みました？」


――！



振り向くと…

祐輔さんがタバコをくわえて、
ぽつんと立っていた。






「あッ！もしかして…
噂の祐輔さん！！？♪」


あたしの服を引っ張り、
興奮し出す真由。




「あ、うん。そうだよ！」

｢｢超イケメンじゃんッ///
どうしよう〜、あたしこんな格好でしかもすっぴんだし(汗)｣｣


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