黒いスーツの王子様
「…ハイ。」

「サンキュ♪」


祐輔のディスクの上にコーヒーが入ったマグカップを置く。






ニコニコ♪


――!?



すると‥

機嫌が良さそうに、
あたしを見てくる祐輔。







「―――何?」

「指輪♪」



!!!///

祐輔は、ニコニコして
あたしの左手の薬指を指差す。

あたしはとっさに、
手を後ろに隠した…///





「俺が言わなくても、左手の薬指にしてくれたんだ〜♪
ノン太郎もわかってきたなッ」

「………//(?)」




だ、だって・・

付き合ってるフリなんだから、
薬指に指輪がないと

おかしいでしょ??


.
< 231 / 398 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop