黒いスーツの王子様
ざわざわ‥


――!

通り過ぎる人達が、
俺のことをじろじろ見ている。




この場面‥

周りの人から見たら、明らかに俺のツレが倒れた光景だよな(焦)





「女の子が倒れてる‥」

「あの男の人が何かやったのかなぁ??」


――!!


マ‥マズイっ!!!




俺はすぐにその女を抱き抱え、
タクシーを拾った。







「どちらまで〜?」

「え‥えーと、〇×まで!」


「ハイ。あらら、お連れさん酔っ払っちゃったのかい??」

「アハハ‥そうなんです(汗)」



タクシーの運転手が、
笑いながらその女を見ている。


.
< 28 / 398 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop