黒いスーツの王子様
希が俺が寝そべっている
シートに向かって走ってきて、

バックの中から
財布を出している。






「祐輔ッ、今から華ちゃんと…」

「かき氷食べに行くんだろ?」



丸聞こえだったんで、
わかりますよ(笑)







「え‥あ、うん。
祐輔もかき氷食べる??」

「…うん。」


「了解♪じゃあ買って来るけど、なに味がいい?」


「お前の半分もらうから‥
お前が好きなヤツ買ってきな。」

「え//」



みるみる希の顔が
赤くなっていく。








「ノン子〜、何してんのよ!!!
置いて行くわよ〜」


.
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