黒いスーツの王子様
たたき起こして
文句言ってやるっ(怒)


イライラしながら
寝室を覗き込むと‥

女は起きていて、
辺りをキョロキョロしていた。







起きてんのか…


「‥オハヨ。」



俺はドアにもたれ掛かり、
女にとりあえずそう言ってみた。

すると‥

女は『誰!!?』みたいな顔して、俺の存在にビビりってる様子。





ふざけんなよ‥(怒)


覚えてねェなんて
言わせないからな‥






俺は怒りを押さえながらも
女に近づいた。

女は更にビビりまくる……。







ガシッ


.
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