大好きって言って(耀*芽衣)



耀……なんて言ってくれるかな?




そう思っているとまたメールを受信した携帯が震える。




〝じゃぁ迎えに行くね〟




そう返ってきて待っていると、すぐに耀が迎えに来てくれた。




「成人おめでとう」




ニコッと微笑んでそう言う耀。今日も格好いい耀にあたしは頬を赤く染める。




「ありがと……」




そうお礼を言うと耀はあたしに歩み寄ってセットさせた髪に触れた。




「可愛いね。振袖……似合ってるよ」




「ありがと」




照れながら微笑むと、耀は満足そうに笑った。




「同窓会もうすぐだよね。帰って準備しないと」




そう言って耀はあたしの手を取って歩き出した。





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