雪に消えた日
そうだ!
クリスマスなんだし、
欲を出して二つ買おっかな。
「チョコケーキとショートケーキ下さい☆」
帰り道、
ケーキの箱を見ながら一人にやけた。
周りからみたら
俺相当気持ち悪いだろうな‥
その時、
パラパラと雪が降ってきた。
「あっ雪‥
ホワイトクリスマスだ…」
そんな雪にテンションが上がりながら
住んでいるマンションへと向かう。
その途中の公園で
何となく俺は立ち止まった。
いつもなら
通り過ぎてしまうのに‥