雪に消えた日
駅に着くとホームにある、
緑のベンチに二人腰を下ろした。
時計を見ると今、1時半。
「後、10分で電車来るよ。
何か飲む?」
「えっと..冷たい紅茶…」
俺はさっき座った、
ベンチを離れて近くにあった
自動販売機で紅茶とカフェオレを買った。
「はい、冷たい紅茶。
ユキちゃん紅茶好きだね」
「ありがとうございます★
はい♪」
プゥ――――…
〔まもなく、電車が到着いたします。
危険ですので、
白線の内側までお下がりください。〕