雪に消えた日



駅に着くとホームにある、
緑のベンチに二人腰を下ろした。

時計を見ると今、1時半。


「後、10分で電車来るよ。
 何か飲む?」

「えっと..冷たい紅茶…」


俺はさっき座った、
ベンチを離れて近くにあった
自動販売機で紅茶とカフェオレを買った。

「はい、冷たい紅茶。
 ユキちゃん紅茶好きだね」

「ありがとうございます★
 はい♪」



プゥ――――…

〔まもなく、電車が到着いたします。
 危険ですので、
 白線の内側までお下がりください。〕


             
< 39 / 47 >

この作品をシェア

pagetop