雪に消えた日



「‥ユキちゃん??」
「すいません…っ」

「ユキちゃん、待って!!!!」


溢れ出した涙を拭いながら
俺の方を振り向かずに走っていった。

追いかけないと!


ユキちゃんがこのまま、
いなくなってしまいそうで怖かった…

ユキちゃんっ、何処だよ!!


走るのが苦手な俺は
ユキちゃんを見失ってしまった。

俺がユキちゃんだったら
何処へ行く‥‥?







俺たちが出逢った、
白菊公園!!

俺はすぐに電車に乗った。


             
< 44 / 47 >

この作品をシェア

pagetop