ヤンキーと恋★
「あ。葵~~!!閉めないでーーー」

「無理!やだ!断る!」
速攻返事が返って来た。

「えーー何で!?」
怯む事なく言い返す加奈さん。



「おい、葵?誰か来てんのか?」

中から純の声が聞えた。


「あっ純ちゃーーん!!」
「あ?…加奈?」

「葵に閉めだされたーーーー開けて♪」
「いいぜ?昌哉もいんだろ?話す事あるし」


あらら。
葵、ドンマイ!!


それから、あたし達は中に入って、兄貴と純はリビングへ、あたしと葵、加奈さんは葵の部屋に行った。


葵の部屋は、2階の真ん中にあって、明るめの緑で統一されている。
「うわー。相変わらずベッドふっかふかじゃん!!」

「おいっ、跳ねるな!いくつだよ…」
葵が呟いた瞬間、ゲシッと蹴りが入った。

「ってーーー!!」
「あらっ、ごめん。足が滑っちゃって」
「だから嫌だったんだよ、くそっ。」


あはは☆
いつものお約束だわ。気にしないでよ
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