ヤンキーと恋★
~そのころの昌哉と純~
じ「前置きなしに、本題はいるが…いいか?」
ま「あぁ。」
ソファーにどかっと座り、話を始める。
じ「昌哉、お前にも情報入ってるだろーが…裏で誰かが配ってる」
ま「・・やっぱり、それか。親父も気にしてた。それを調べに、海外へ飛んだよ」
じ「そうか。まだ、誰が配ってるか調べはついてない。ただ…」
少し俯き、じっと考えこむ純。
ま「ただ?」
じ「裏から表に出る前に調べないと、あいつ等に…葵達をまきこむ。」
ま「・・。とりあえずは、地道に調べるのがいいだろ。まだ、出回り始めたばかりだ。」
じ「そーだな。ま、油断すんなよ?俺も、正確な情報集めるし」
ま「油断・・??俺を誰だと思ってんの?」
じ「ふっ、だな。悠斗の息子だもんな、ヘマしねーか!!」
ま「そーいうこと」
険悪っぽかったムードから、少し穏やかなムードになった。
じ「竜にも一応、話つけとくよ」
ま「あぁ、よろしく、純さん。」
じ「こんな時だけ調子いいのな」
ま「仕方ねぇんです。竜さんと話すと朝まで飲まされるんで。」
~昌哉&純 会話終了~