ヤンキーと恋★
「あぁー今日は集会あって、車に乗せて送ってもらったから!」
「そっか!!つか車ずりー」 「でしょー?笑」
あははっと笑っていると、外から笑い声が聞えた。
「あっはははは、そりゃーどんまい!!」
「お前…他人事だと思って…」
この声は、慎也君とあきら君だね。
「あきら、慎、おっは〜」
2人に気づいた真琴が声をかけた。
「お、真琴だ、おっは〜」
「はよ」
真琴に挨拶したあきら君が私を見て、直美ちゃん、もっと焦らせ〜っといってきた。
「焦らせ…?何が?」
ん?と頭にハテナをのせる私と真琴。
「あきら…言ったらどうなるか判ってるよな?」
睨み付ける様な目であきら君を見る慎也君
それに対してあきら君は
「言わないよ!!だから睨むなよー」
と慎也君をなだめた
「なになに!?面白い事?知りたーい♪」
二人のやりとりを見ていた真琴が、目をキラキラさせながら席をたつ
「教えねーから」
「慎也君はケチだなぁ」
ぶぅと口を膨らます真琴。
「真琴〜その内わかるから今は聞かないでやって笑」
「その内っていつだよ…ま、近い内にわかるならいいや」