ヤンキーと恋★

ていうか・・・・

「何で慎也君達がここにいるの??」
さっきから思っていた事を聞いた。

「あ?ドライブだよ。海いきてーってあきらがうるさくてよ・・」
「だってー。暑かったんだよぉ!なっちゃん達こそ何でここに?」

「あっ。友達に会いに!!この海の家は私達の小さな家的な所なんだ!!」
「そっかー。友達って誰?」

あきら君が聞いたと同時に、
「俺やねん!!水城武!!よろしゅうなー」

自分から挨拶していた。

「っつーか。《絆》の慎也と知り合いなん??」
「あっうん♪同じ学校。クラスメート♪」
「へぇー!!」


私達が話しているうちに、雑魚達が猛だっしゅで逃げていった。

『弱いくせに喧嘩してんじゃねーっつぅの!!』
みんなで叫んだ。



「葵!!今何時??」
「んー?今は・・・・!!!やっべぇ」
携帯を開いて時計をみた葵が焦っていた。

「どうしたんや?携帯壊れたんか?」
武の質問に、

「今9時5分前!!!早く集会いかねーと殺されるぜっ!!」
・・・・・。あぁー!!そうだ。今日昨日の続きするとか、しなぃとか言ってた!!

「ほな。頑張ってや~」
武が呑気に言って、家に戻ろうと方向を変えた時、莉香と私で、武の腕を掴んだ。

「何しとんねん!!あっ、俺と離れたくないんか?笑」
武がニヤニヤしながら冗談を言った。


『んな訳ねーっつぅーの』
「ちぇっ。つれない奴ぅー!!じゃ、何で掴んでんねん?」


< 33 / 123 >

この作品をシェア

pagetop