ヤンキーと恋★
ガタンッ
1時間くらい走って車が停まった。多分、7時過ぎてるだろう。
けっこう遠い所にきたっぽい。
こりゃぁ、誰も助け来れないかも・・・
私は、車をおろされ、倉庫の中につれていかれた。
ギギーーーギギーー
古びたドアをあけ、見えた光景は、暗闇!
懐中電灯の光がないと。何にも見えない。
私は、暗闇の中を歩かされ、月明かりがあたって、少し明るくなっている場所に来た。
月明かりに照らされ、人の姿がぼんやり見えた。
「リーダー。つれてきましたっ!」
どうやら、リーダーらしい。
「おー、じゃぁ、下がれ。」
「うすっ」
あれ・・・この声、聞き覚えある。
コツコツ コツコツ
足音がだんだん近づいてくる。
「直美、久しぶりだな。」
この声・・・・
そのとき、タイミングよく相手の顔が、照らされた。
・・・・ッ!!!
何で??