ヤンキーと恋★
「てか、慎也の事知らないの??」

は??

「何で金髪やろぉの事、知らなきゃいけないんです??」
「へぇー。知らない人もいるんだ。だってよー慎」
「あ?俺は関係ねぇ!」
・・・知らない人はいない、みたいな言い方


てか、チャラ男、じゃなくってあきら君にお礼言わなきゃ。助かったし!
「あきら君!!さっきはありがとぉ!!助かった!」
「・・・は??何に対してのありがと!??」

いや、その、
「金髪やろぉに睨まれて?目がやばくて?私、やばい?って思った処に現れてくれたから!!」
「ぷっ!!あははははは★なっちゃん面白い!!」

は??面白い??
「どこがです!?」



私の説明(?)に笑いだしたあきら君。と、金髪やろぉ。

ん??

「金髪やろぉまで、笑うなやぁ!!」
「・・。いつまで金髪やろぉって呼ぶんだよ。俺は山崎慎也。」
「へぇー。山崎・・て、山崎!?」

山崎って、一昨日、兄貴が言ってた、あの有名な族《絆》の総長と「同じ名前じゃん!!」

「・・・は?同じ??」
また声にでちゃった。

あ、でも、同一人物じゃないかもしれなし!!
「第一、同じでもあんまり関係ないか!!」

あきら君と、金髪、じゃない!!慎也君は、私が何を言っているかわからず、ポカーンとしている。


気にしなーい!気にしなーい!



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