ヤンキーと恋★
「何ダーーー!!つまんねっ」
・・・おい!!つまんねっとか言うな。
「でも、何で??」
「知るかっ。」
「ふぅーん。」
それから莉香は、何かを少し考えたあと、こういった。
「直美の事、好きとか!?」
・・・・・・・・・・・・・・・はぁ??
「ないないないないない。」
全力で否定。あってそんなにたってないよぉ??これでも・・
「じゃぁ・・・直美は?ドキドキとかした?」
・・・・しましたとも。バクバクもしましたとも。
「少しね・・・?」
「あらぁ・・・まぁ・・・恋の予感★」
あらまあじゃない!恋の予感でもない。
だいたい、最初あった時は、ちょームカツク奴だよ?
好きになんてなるわけないじゃーん。
昨日のは、ほら、お風呂上がりって事と、ラブホって事で緊張したんだ!!
そうに違いない!!
自分で納得し、2階に上がろうとしたら、葵とあきら君と降りて来ている慎也君と目があった。
瞬間、自分の顔の体温が少し上がった。
「恋の予感★」という莉香の言葉がうかんでくる。
これは、やばい。目があっただけで体温あがるとか、マヂで恋!?
あり得んぞ!!慎也君は友達だぁーーーー!!イヤ、友達か??・・・・まぁ友達だ!
なんてことを考えながら、目を反らして2階へと上がった。