ヤンキーと恋★
「そ。あいつと一晩いたなら、あるはずだぜ??ギャップすげーし」
あ!あぁーー。直美の態度か!!
「確かに、直美ギャップすげーな。乙女って感じだし」
あきらは、頭にハテナを浮かべている。
「俺もな、ちいせーころに・・・やられたんだよな。そのギャップに」
「マヂかー。っつーことは・・・葵の初恋は直美か~!!」
途端に、赤面する葵。なんだコイツ。意外と可愛い一面もあるんだな、なんて思ってしまう俺。
「今は違うからな!マヂで。」
「わかってるって」
「あの、話しについていけないんですが。。。恋話ッスか??」
あきらが話しかけて来た。
「「あ、居たんだ??」」
本気で忘れかけてたしー、あきらの存在。
それから、少しだけ分かるように説明をし、「俺もみてみたい」なんて言ってるあきらを無視して、1階に下りた。
キスした事は言ってねーぞ。した理由がわかんねーし、自分でも。
1階に下りてると、下から俺らを見上げる直美が居た。
バチッと目が合うと、顔を真っ赤にし、俺らの横を通り過ぎ2階に行った。