ヤンキーと恋★
はーぁ。
ため息をつきながら、体育館へむかった。
あれ?そういえば、もう一人の日直誰!?
帰っちゃったとか・・・・えぇーーー
なんて思いながら、ガラガラッと扉を開けた。
すると、マットを片づけている人がいた。
良かった!!帰ってなかったんだ。
あ、でも、片づけ終わってる!!
「あのっ、片づけ・・・スイマセン。倉庫の中はあたし片づけるから、帰っていいよ・・・・おっ!?」
だんだん近づくにつれて、顔がハッキリ見えて来た。
その人をみた瞬間、変な声がでてしまった。
慎也君・・・。
よりによって、こんな時にーー!!
先生のアホ!バカ!
何で、今日マットの片づけがあるんだよ。
慎也君、めっちゃこっち見てる!
気まずいケド、倉庫は片づけなきゃ。
マットはしてもらったんだし。
「し、慎也君?帰っていいよ?あとはするし」