ヤンキーと恋★
「マット、馬鹿力の直美でも重いハズから、俺もやるよ」
ニヤッとしながら言った。
「ば、馬鹿力って・・・!!ひ、、一人でできるよ!!帰っていいし。」
「ぜってー無理。俺でも疲れるし、色々話す事あるし??」
少し睨みながら言い放つと、ビクッと肩が揺れた。
「や、あ、あたしは話す事ないよ・・・??帰って!?てか、帰れ!!」
顔を真っ赤にしながら叫ぶ直美。
・・・・・・・いぢめたくなる顔だな。
しかも帰れとか。
「誰に向かって口聞いてんのかなー」
直美が運ぼうとしているマットの近くに行き、抱えようとすると
ガラガラガラ
また、扉が開いた。
「おい!日直。俺帰るから、鍵閉めて職員室もってけよ!あと、倉庫の中の片づけもよろしく」
先生が一人で容量を話し、ガラガラと扉を閉めてでていった。