「Silent Chiristmasー物言わぬあなたとー」

でも、そんなツリーも
その華やかな街並みも
玲奈には眩しすぎる気がした。



ツリーがある大通りから離れ、
細い小道に入る。


しばらく歩き、
一軒のカフェに入る。


カフェのマスターは、
玲奈が何も言わなくても
いつもの席に案内してくれた。



そう、玲奈は毎年、
このカフェでクリスマスを過ごす。



< 4 / 9 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop