ただ…抱きしめて
『ごめ…』



茉葵が謝ろうと、義朗の方を向いた時であった。



自分の身体が宙に浮かんでいるように感じた。



一瞬にして周りは白くなり、状況を理解できない。



そこで茉葵の意識は絶たれる。
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