クリスマスlove
クリスマスlove
ついに来た放課後
待ちに待った黒川くんとのデート
もぉ、心臓バックバク…
駅に行くと黒川くんは、もう待っていた。
『ごめん、黒川くん。待った?』
『全然』
そういって微笑む王子様
なんて、愛らしい姿
『よかった』
『じゃあ、行こうか』
『うん』
あたしたち、二人は、夜遅くまで、デートした。
辺りが暗くなると町中のイルミネーションがきれいだった。
『うわぁちょぉ綺麗』
『すごいな』
『うん』
『じゃあ、時間も遅くなったし、そろそろ帰ろうか』
えっ!?
もぉ帰っちゃうの!?
そうだよね
やっぱ黒川くんは、あたしなんか相手にしてくれてない。
しょうがないよ
あたし、可愛くないもん
やっぱ、あたしの恋は、一生片想いで終わるんだ…