あいらぶあいつ
和真でも何でも適当に呼んで~。』

うわッ!!軽い奴…。しかもアイツのペースにのまれてるし…。でもおもしろそうな奴だな…。

「わかった!!あたしは倉田心愛!!よろしく!」

『よろしくな!心愛。』

そしてその日は赤外線をして別れた。

帰り道―――

『心愛かっこいい人としゃべってたね!!あれ誰?知り合い??』

「何か友達になった」

『へぇ~!!いいね!!』

「そうかな??変な奴だよ(笑)」

『もぉ~そんなこと言っちゃって!!恋につながるかもしれないんだよ?!』
「は…はい。」

ゆりあこの話題好きだもんなー…。でもあたしに好きな人が出来たときも彼氏が出来たときもゆりあは全部自分のことみたいに喜んだり、悲しんだりしてくれた。ゆりあ大好きだよ…っ!!

ギュッ

ゆりあに抱きつく。

『顔もかっこよかったしあれで性格良かったら完璧だよね!!…って心愛聞いてる??キャッ!』

「ゆりあ~!!ずっと一緒よ~!!」

『当たり前♪てかどうしたの??』

「んー??どうもしない!」

『何それ(笑)』

ピロピロ~♪♪

あたしの携帯だ。

k.0819..sk@……

誰これ??

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和真!登録しろよ。

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和真かあ…。てか何このメール。あたしが和真っていう名前みたいじゃん(笑)やっぱり変な奴!!
でも何でだろう??たった1行の短いメールなのにすっごい嬉しかった。そして…保護りたくなった。ドキドキするよー…。

『どしたの?顔…赤いよ??』

えっ!!??

「本当!?何か暑いじゃん??いい天気だし…」

『確かに…。ってアホ!!そのメール、相楽とかゆう名前の奴からやろ!!自分、この宮澤ゆりあをナメたらあかんで!!』

か…関西弁!?!?

ゆりあは関西出身、気を抜くと関西弁が出てしまうんだ。

「なめてはないけど…」
『言い訳する気か!!ドアホ!!!』
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