彼女が愛した温もり -side koki-



部屋に帰り

静かに扉を開けると


暗い部屋のガラス戸から外を見るカレンがいた


なんだか、虚ろな目で
すっかり暗くなった外を見ていた


きっと、何かがあったんだろう。


でも、干渉はしない方がいいか‥-


俺に背を向けるカレンに声をかけた


< 62 / 65 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop