貧乏女と金持ち男の関係
制服ー制服ーどこだぁー・・・
何だこれ?あぁー前に貰った、ラブレターか・・・てか、なんであんの!?
あっ・・・・俺の捨て忘れかぁー・・・断んなきゃ、今度から・・・
着替えましょう。着替えましょう。
♪~♪~
誰からだ?香里(かおり)?誰だ?
「はい。」
「渉?」
「そうですけど・・・」
俺、登録してるってことは、知り合いなんだろうな・・・
「朝早く、ごめんね。てか、私の事覚えてる?」
「知りません。」
「はぁー・・・なんだ。覚えてたのかなぁーって思ったのに・・・」
「すいません。」
てか、何で俺が、謝んなきゃいけねーんだ?
「彩知ってるでしょ?」
「はい。」
「彩の姉ちゃんよ。」
「あぁー思い出した!!そうだ、そうだ!!すいませんね。」
「思い出したなら、よかったわ。そうだ!渉のお母さんから、婚約話聞いたわよね?」
「こっ婚約話!?てか、何だそれ?」
「聞いてないの!?そう・・・なら、私が説明するわ。」
「・・・うん。」
「私と渉は、婚約者ね?「はぁ?」親同士で、決めた事よ?私は、渉が好きだから、嬉しいけど!」
「なんで、お前と俺が、婚約しねーといけねーの?てか、お前何歳?」
「なんでって、親同士が、決めたんだもん、いいじゃない!!中3よ?」
「年上かよ!?」
「いやなの?」
「てか、俺、お前と婚約なんて、しねーし!!」
「それは、無理な話ね!まぁーいいわ。あんたが、私を好きになるように、してやるから、いいわ。」
「俺は、お前なんかを、好きには、なんねーから!!」
「まぁーいいわ。そんなこと、言ってられるのは、今のうちね!」
「はぁ?バーカ!!切るから!」
『ブチッ。プープープー・・・』
ぜってぇー婚約なんて、しねーし!!てか、早く着替えて、お母さんに、聞かなきゃね―な。
俺は、急いで、着替えて、2階に降りた。



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