貧乏女と金持ち男の関係

「お坊ちゃま。行きましょう！」
「はっ晴乃！！」
「あはっ！」
「あはっ！じゃねぇーよ！！」
「いっぱいいるね！」
「毎日だ・・・」
「きゃぁ～～～～～～～～」
「渉様ぁ～～～～～～～～～～～～」
「渉様これあげます！！」
「どうも。」
「きゃぁ～～～～～～～～～～」
「渉様！」
「なんだ？」
「隣の女誰です？」
「親友。」
「親友だったんだ。」
「転校生よ。」
「昨日の人だ！！」
「転校生の晴乃ちゃん。」
「晴乃とか、ふざけた名前だわ。」
「お前ら。」
「アカリ写真は？」
「撮ってきました！」
アカリ、お願いだ。裏切らないでくれ・・・・
「お２人さん、この写真見なさい。」
「で？」
「どうかしたの？この写真。」
「お２人さん、いいの？皆にばらされても。」
「別に。」
「それが、何か？」
晴乃以外と言うな。
「知りませんよ？どうなっても。アカリばらしちゃって。」
「・・・はい。」
俺は、アカリの耳元で、こう言った。
「お前裏切んなよ。」
晴乃も何か言ってる。
「知りませんよ！！渉くん！晴乃ちゃん！」
うるせ―奴だな。
「晴乃、アカリに何て言ったの？」