キミにサヨナラをする。



――――…




「はあっはあっ……」


俺は、校内を走り回った。



「…………!!」




「………っ?」



話し声が聞こえた。


俺は物陰に隠れて、声のするほうを向いた。




……!!



心愛とヒロだった。




心愛は泣いていて、ヒロがおろおろしてた。










.
< 42 / 121 >

この作品をシェア

pagetop