キミにサヨナラをする。



「悠希……もっと、」




「こ…こ、っ俺、理性保てなくなる…っ」



「ゆーき……んんっ」





ヒロは、さっきの比じゃないくらい激しいキスをした。



「ふ…あっ、ゆ…き」




「ここ……舌、入れてい?」




心愛は、真っ赤になり、俯いた。



「ここ……?俺、入れたいんだけど……」




ヒロが、心愛の耳元で囁くように言う。





「いー………よっん!!」



心愛が言った瞬間、ヒロは心愛の唇を奪った。


「はっ………あ」




ぴちゃ……



卑猥な音が、俺の耳に届いた。




その瞬間、俺の中でぷつっと何かが切れた。










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