キミにサヨナラをする。
だんっ
俺はヒロを、壁に押し付けた。
「いったいなぁ〜何すんだよー」
「おまえっ、心愛にフられたんだろ!?なんであのメモ帳に恋人って書いてあんだよ?!」
「……いーじゃん♪ここはどうせ何も覚えてないんだし?」
ドカッ
俺は、ヒロを殴った。
ヒロは、しりもちをついた。
口からは、血が流れていた。
「…ここが好きなんだ。訳も分からずいきなりフられて、こんなんで納得いくかよ!!」
「ヒロ……」
ヒロは、俺の予想以上に傷ついていた。
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