3日間 命の輝き~天使になった娘がのこしたもの~
2007年11月7日(水)

病院の日。


先週の病院で感じた嫌な予感が当たってしまった。


先生は
エコーで赤ちゃんの心臓ばかりをみている。
不安で不安で涙が止まらなくなった。

先生は、
国立病院への紹介状を用意しはじめて、
涙が止まらない私に

「風邪で熱がでたから病院にいく、くらいのことだから」

と言った。

国立病院では2時間以上待ち、
ようやく診察が始まった。

先生はじっくりと時間をかけてエコーを見ている。

「今日は1人で来ました?」

と言われ、
よくないんだとわかった……。

「心臓に小さい穴があいているとかいう程度ではない重大な疾患がある」

と言われた。


また来週の金曜日に病院へ行く。


今日の時点では
くわしいことはわからないと言われた……。




家に帰って
せんちゃんにたくさん抱きしめてもらった。

少し元気がでた気がした。

つらいのは
せんちゃんも同じなのに
こんなに支えてくれて申し訳なかった。


18時から本庄の店に出た。

だんだんと現実になってきた。

赤ちゃんは生きれる?

お腹の中にいる我が子が
大切で大切で


失うなんて絶対に嫌だ。


今すぐにでも
この腕の中に抱きしめたい。



涙が止まらない……。



世の中には、
望まれずに殺されたりする子がいる。

私はこんなに
大切に大切に感じているのに
失ってしまうかもしれない。


こんなつらい気持ちを
乗りこえていける?


この子を守りたい。

この手で抱きたい。

助けてほしい!!



助けてほしいよ。

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