3日間 命の輝き~天使になった娘がのこしたもの~
でも、
お医者さんは、
「死因も分かっているし、
解剖しても
18トリソミーのお子さんたちのためになることはありません」
というようなことを
やさしく言われました。
私は、
愛心を解剖しなくていいことにホッとしながらも、
ほんの一瞬、
複雑な気持ちを感じたのです。
しかし、
愛心を失ったことに向き合うだけで精いっぱいな状況の中で、
この出来事は
ずっと
記憶の隅に置き忘れていました。
なぜか今日
そのことを
ふと思い出しました。