くつひも
相手の脅しに屈せず、申し訳なさそうに頭を下げる有坂さんと、面倒そうに手を振る魔女を尻目に店を出た。

店を出て暫く歩くとちょっとだけ軽くなった財布と心に気づく。

そうだなぁ。なんか客の扱いは物凄くおかしかった気はするし目的とは全然違ったけど…あんなに騒いだのは久しぶりだったな。

常連…か。枕ってなんなのか気になるし、有坂さん可愛いしな…。

…また行ってやってもいいか。

…そう思った矢先に頭の中で有坂さんでは無く、何故か魔女の声が鳴った。




…ありがとうございます。またのご来店お待ちしております。

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