春陽
「…ふーっ、終わったなぁ」
2時間にも及ぶ会議が終わった。片付けられるお茶やパソコン。
「ったく、どうなるかとヒヤヒヤしてたけど…さすが向井だな」
コーヒーを片手にタバコをくわえながら優秀は言った。
「は、緊張し過ぎると良く見えるだけだ(笑」
千理はコーヒーを飲みながら苦笑した。
「あとちょっと調べもんして、午後は別のお客さんの所行ってくるわ~」
「お、別の取引先か。頑張ってな」
優秀は手をヒラヒラ振って千理を見送った。