春陽

片やかけそば一杯と水。

片やカツ定食に魚やらポテトサラダやらデザート。


「向井…そんな食うのか…」

唖然とした優秀だった。

二人で席に座ると千理は優秀の盆に自分の小鉢とおかずを移した。


「さぁ食うんだぜ。拒否権は無いんだぜ(笑」


今度は千理が嫌みったらしくない笑顔で言った。


「何そのネラ語(笑)似合わね」


優秀はクスリと笑うと素直にお礼を言い、食べ始めた。



「「さぁ、頂きます!」」


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