三角定規⊿完~幼馴染とクラスメートの三角関係~
「あのね…
わたし、初めは孝太のことなにコイツとか思ったりしたよ。
酷いこといっぱい言うし…




でもね

孝太といると、ケンカばっかでも楽しくて
それが当たり前になってて…

話さなくなってからやっと気付いたの。


わたし…


孝太が好き!

好きなの…!!

ケンカしても…

孝太に嫌われても…好きだよぉ……!!

この前、酷いこと言ってごめんね……!」


やっと…やっと言えた。
わたしの気持ち…。



全て言い切ると、力が抜けへなへなとその場に座り込んでしまった。



「バーカ。」


!?



「ば、ばか!?
なによ、それ!」


突然上から降ってきた言葉に、つい言い返してしまう。


む、ムカつく!


「気付くの遅いっての。

俺がどれだけ待ったと思ってんだ?」


「ふぇ?」

意味が分からずボケッとする。


「だから…」

孝太はわたしの横にちょこんと座り込む。













「こーゆう意味!」

そう言って、わたしの頬にキスをした。





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