秘密の彼氏
「...!!!!」
メガネをはずした拭石を見て,あたしは鼻血が出そうになった
「き,岸上さん??」
「か..」
「??」
「かっこい~~!!!」
勢いで拭石に抱きついてしまった。
「?!?」
すごい!
すごすぎるよ!あたしの腕!!!
自分をたたえたくなった。
だって拭石はそれくらい格好よかった。
「きっ、きき、岸,上さんっ....」
「あっ」
ぎゅううっときつく抱き締めていたせいか,
パっと離れると拭石は少しよろけていた。
あたしの気分は最高潮!!!
ついにあの言葉を言ってしまった!
「拭石くん!好きです!付き合ってください!!!!」