【冬】クリスマスナイト 〜ある少年の奇跡物語〜
「僕、部屋に戻ってるね。」
「えぇ、ごちそうが出来たら呼ぶわ。」
「うん、分かった。」
そして、僕は二階へと続く階段を駆け足で上っていった。
部屋に戻ると早速、わらのベッドにダイブした。
ひまだなぁ…
シュリはこのあと、クリスマスの準備で忙しいって言ってたし…
僕は顔だけ上げて、窓の外を見つめた。
そこからはシュリの大きなお屋敷が見える。
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