詩 ポエム 五行歌・詩 ジャンルも色々
冷たい い草の香りがする
青い畳の上に
寝そべってみた
上を向くと電球がまぶしくて
顔をしかめながら消していた
遠くでテレビの音が聞こえる…
消すの忘れてた
ふと
風に日向の臭いを感じて窓の方を見上げる
首がつりそうだ…
開けたままのベランダと自分との間に
干してあった洗濯物があることに気がついて
からだを起こしダイブする
ふかふか ほわほわ
遠くに青くどこまでも広がる空を見つけて
息をおもいっっきり
吸い込む
…
冷たい風と
日向の匂いがした
遠くにふかふか雲
目の前にふかふかに干されたお布団
洗い立ての洗濯物を転がったまま抱きしめながら
日向とい草の香りで
休日は
過ぎてゆく…